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大人になって感じた、趣味を持つ大切さ

私は昔から、特に趣味はありませんでした。正確に言えば、読書をしたり映画を観たり音楽を聴いたりと、自分にとって趣味と呼べることはあったのですが、すべて1人でできることです。中学校に入って部活動をするときには、特にやりたいこともなく、「帰宅部でいっか~」と思っていました。結局は仲の良かった友人に誘われて、なんとなく文化系の部に入りましたが、居場所としては心地よかったものの、それ以上に熱中することはありませんでした。高校に入ってからはアルバイトを始め、「お金を稼ぐこと」が楽しくて、他に部活動やサークル活動は特にしていませんでした。大学に通うようになっても、その姿勢は相変わらずでした。

アルバイトに励んで休みには友人と遊んで、たまに1人で読書、映画、音楽などを楽しむような、そんな生活に自分では満足していました。学生時代までは。

でもそれではいけないのだと、身に染みて感じたことがありました。しかも2回。

まずは1回目は、社会人になったときです。

「仕事」が生活のメインになり、残りの「余暇」の時間をどう過ごせばいいのかわからなくなりました。1人で趣味を楽しむのももちろん良いのですが、それだけだと自分の生活は会社と家の往復だけになり、人間関係が広がることもありません。

そして2度目は、夫と結婚して転勤族になったときです。

友人が誰もいない土地へ来て、人間関係を広げるため何かサークルに入ろうと思いました。けれどいくつもあるサークル一覧表の中で、「やりたい!」と思うものが1つもなく、そんな自分に愕然としました。

結局私は10代の頃から変わらず、「お金を稼ぐこと」以上に楽しいと思えることがまだないのだと思います。けれど大人になってからは学生時代以上に、「生きがい」というだけではなく、「人間関係を広げること」「人と関わって生きていくこと」のためにも、趣味を持つことは大切なんだな~と思いました。